報道資料
2019.10.30 報道発表
「HA-FW10000」の高音質化技術を継承した、WOODシリーズ新世代プレミアムモデル
~“木”ならではの音色にリアルな音像表現と躍動感を加えた音質チューニングを実施~
株式会社JVCケンウッドは、ビクターブランドより、“木”の振動板を採用したWOODシリーズの新ラインアップとして、ハイレゾ対応インナーイヤーヘッドホン「HA‐FW1500」を11月上旬より発売します。
本機は、フラッグシップモデル「HA-FW10000」の開発で得られたウッドドームカーボン振動板などの高音質化技術を取り入れるとともに、独自の音質チューニングによりリアルな音像表現と躍動感を実現した新世代プレミアムモデルです。オーナメントにはビクターブランドの象徴である「犬のマーク」を刻印し、上質な外観に仕上げました。
品名 |
型名 | 希望小売価格(税抜き) | 発売時期 |
インナーイヤーヘッドホン |
HA‐FW1500 | オープン価格 | 11月上旬 |
当社のWOODシリーズは、ビクターブランドの基本理念である“原音探究”の思想のもと、独自技術である“木”の振動板を採用し、2008年の初号機発売以降、独自のウッドテクノロジーの進化を重ねてきました。2018年11月には、発売から10周年を記念するフラッグシップモデルとして新生ビクターブランドより「HA-FW10000」を発売し、緻密な音質表現とあたたかく美しい響きで高い評価を得ています。
本機は、「HA-FW10000」で好評のウッドドームカーボン振動板を搭載するとともに、音像表現に着目した音質チューニングを施し、上質な低域と澄んだ高域、リアルな音像表現と躍動感を実現しました。デザイン面では、オーナメントにビクターブランドの象徴である「犬のマーク」を刻印するとともに、ハウジングに高級感のあるブラックを採用し、上質な外観に仕上げました。
当社は本機を、“木”ならではの音色にリアルな音像表現と躍動感を加えた新たな高音質サウンドが楽しめる新世代のプレミアムモデルとして位置付け、発売します。
<ウッドドームカーボン振動板>
音の伝搬速度が速く振動の減衰特性に優れるカバ材から、独自の薄膜加工技術により薄く削り出した50umウッドドームを、カーボンコーティングしたPET振動板に組み合わせることで、振動板外周部には適度なしなやかさを、振動板中央のドーム部分にはより高い強度を持たせ、美しい音色と緻密な表現力を実現します。
<ウッドドームカーボン振動板>
ユニット前面に不要な音を拡散するドットを配置した当社独自のアコースティックピュリファイアーを採用。音像表現を重視した本機独自のドット配置を施し、透明感のある音色を実現します。
<アコースティックピュリファイアー イメージ図>
本体からプラグまでL/Rを完全に分離することで、セパレーションを向上させ、クリアで自然な空間表現を実現します。また、芯線構成を見直したハイグレードケーブルにより、音の伸びと繊細な表現を可能にしました。
MMCX端子を採用。また、溝入りグルーヴケーブルを採用し、絡みにくさと強度の向上を実現しました。
<スパイラルドット+(プラス)イヤーピース>
肌に近い力学特性を持つ素材SMP iFitを使ったスパイラルドット+(プラス)イヤーピースを採用。イヤーピース内側に設けたディンプルにより、音質劣化の原因となるイヤーピース内の反射音を拡散させることで、音のにごりを抑制し、クリアなサウンドを実現します。5種類のサイズ(S、MS、M、ML、L)を付属しています。
<スパイラルドット+(プラス)イヤーピース>
オーナメントにビクターブランドの象徴である「犬のマーク」を刻印するとともに、ハウジングには高級感のあるブラックを採用し、プレミアムモデルらしい上質な外観に仕上げました。
型名 | 「HA‐FW1500」 |
形式 | ダイナミック型 |
ドライバーユニット | 口径11mm ウッドドームドライバーユニット |
出力音圧レベル | 103dB/1mW |
再生周波数帯域 | 6Hz ~ 52,000Hz |
インピーダンス | 16Ω |
最大許容入力 | 200mW (IEC*) |
ケーブル | MMCX端子型着脱式1.2m(Y型) OFC線 φ3.5mm24金メッキステレオミニプラグ |
質量(ケーブル含まず) | 約15.0g |
付属品 | スパイラルドット+(プラス)イヤーピース(S、MS、M、ML、L各2個)、キャリングケース |
* IEC(国際電気標準会議)規格
<HA-FW1500>
<HA-FW1500>