ポータブル電源

ポータブル電源

ライフハック

ハンドル付きで持ち運びにも便利なスタンダードモデルのポータブル電源
「BN-RF800」は、日常使いにもぴったり。ポータブルソーラーパネル
「BH-SV100」を使っての“ベランダ発電&電気のちょこっと貯金”もおすすめです。

ハンドルタイプのポータブル電源「BN-RF800」なら
“ベランダ発電&電気のちょこっと貯金”も楽しめます!


リン酸鉄系リチウムイオン充電池を採用し、高い安全性と繰り返し充放電が可能な特徴はそのままに、ハンドル付きでコンパクトになった「BN-RF800」は、屋内でも屋外でも活躍するまさにイイトコドリのスタンダードモデル。ポータブル電源 RFシリーズ専用のポータブルソーラーパネル「BH-SV100」と組み合わせれば、ベランダでソーラー発電したものをポータブル電源に貯めておく“電気のちょこっと貯金”も可能です。筆者のアトリエでの便利で楽しい毎日をご紹介しましょう。


ポータブル電源「BN-RF800」


目次

  1. 晴れた日にはベランダでソーラー発電して電気の“プチ”自給自足中
  2. 上下左右の立体首振りのサーキュレーター扇風機が心地いい
  3. デスクの上に置けるからPCの電源にもネックマッサージャーの充電にも

■晴れた日にはベランダでソーラー発電して電気の“プチ”自給自足中

ポータブル電源「BN-RF800」は、リン酸鉄系リチウムイオン充電池を搭載しているため安全性が高く、約3,000回の繰り返し充放電が可能な寿命の長さが大きな特徴です。それに加えて、独自の構造でホコリや虫の侵入による故障を防ぎ、安心して使えるのも魅力。独自設計によって、これまではバッテリーの経年劣化や事故防止のために必要だったコンセントの抜き差しが不要で常時接続が可能なので、棚の上などに置いてもう1つのコンセントとして便利に使えます。

 

常時接続可能なのであれば、定位置を決めてコンセントに挿しっぱなしにして家の中で便利に使うのが良さそうですが、「BN-RF800」は幅330mm×高さ207mm×奥行246mmと手ごろなサイズで、ハンドル付き。質量も約11kgと女性でも持ち運べます。しかもうれしいことに、ポータブル電源 RFシリーズ専用のポータブルソーラーパネル「BH-SV100」が同時発売されたのですよね。

 

となれば、俄然、張り切りたくなるのが、“ベランダ発電&電気のちょこっと貯金”です。たびたび、皆さんにご紹介していますが、改めて説明すると、晴れた日にベランダにポータブルソーラーパネルを持ち出して太陽光発電をして、それをポータブル電源に繋いで貯めておこうというもの。

 

一般的なポータブルソーラーパネルの使い方のイメージは、キャンプなどアウトドアを楽しむときに一緒にポータブルソーラーパネルも広げてといったものだと思います。でもね、これを日常に取り入れたら便利なんじゃないかなと思ったのです。太陽の光によって電気が作られて、ポータブル電源に表示される電池残量の数字が増えていくのがうれしくて、楽しくて! だからちょっとした隙間時間にも晴れ間が出ていると、いそいそとポータブルソーラーパネルを取り出して、ベランダへ。太陽がなるべくたっぷり当たる場所や向きを探して、そこに立て掛け、ポータブル電源の入力端子に繋ぐ毎日なのです。

 

今年は残暑が厳しくて9月の声を聞いても気温が高くて太陽光発電には少し分が悪いですが、これは電気代節約とかお得のためじゃなくて、楽しみのためという方が近いのかなと思っています。つまりね、“電気のちょこっと貯金”はベランダ菜園みたいなものなんですよね。野菜をスーパーで買ってくるより安上がりだから作るんじゃないですものね。「育てる楽しみ、収穫する楽しみ、新鮮な野菜を食べる楽しみ」それがベランダ菜園の醍醐味ですから。

 

太陽の光で電気を作れることを楽しみ、増えていく電池残量に喜び、それを使えることに感謝する…そんな感じです。最近は共感の輪が広がってきていてうれしく思います。


ポータブルソーラーパネル「BH-SV100」と繋いでソーラー発電&電気のちょこっと貯金中


ポータブルソーラーパネルには2つのスタンドが付いています


この日のINPUTの数値は87W。この段階で残量96%となっていますが、気がついたら100%になっていました


■上下左右の立体首振りのサーキュレーター扇風機が心地いい

ベランダ発電で貯めた電気を貯めたままにしておくのでは意味がありません。これを日常で使ってこそ、“電気のちょこっと貯金”のやりがいが出るというものです。まだちっとも秋の兆しが見えない9月の初旬、某量販店のプライベートブランドとしてこの夏登場したDCサーキュレーター扇風機を使ってみることにしました。あまりにたくさんの新モデルが登場するため、このタイミングで試用するのは遅きに失した感もありますが、「サーキュレーター」は1年中活躍する家電ですから大丈夫。

 

このDCサーキュレーター扇風機は一般的な扇風機よりやや小型で背も低く、羽根の部分の直径も小さめですが、左右120度、左右75度の首振りだけでなく、上下左右を立体的に組み合わせた3D首振り機能が付いているのが特徴です。なので、エアコンと組み合わせた時にも、夏なら冷気を、冬なら暖気を部屋全体に効果的に循環させることができるのです。風量も8段階から選べるのでお好みのまま。その名のとおりDCモーター採用で低消費電力なので、強めの風の設定でもポータブル電源に表示された値はわずか10W。

 

「BN-RF800」はAC出力700W(瞬間最大出力1,400W)、容量806Whですが、電池残量100%の状態で確認したら、このままこの扇風機を使い続けたとして37.9H(37.9時間)の表示となっていてびっくり。なんと頼もしいことでしょう。

 

ちなみにこのDCサーキュレーター扇風機、「ワフリー聞いて」と言うと、音声認識モードになって「はい、何ですか?」と答えてくれたり、「暑い」と言えば「はい」と答えながら前回電源を切った時の風量で運転を開始したりする便利機能も搭載されているんです。面倒な設定は不要ですぐに音声操作が使えるのですから、便利な世の中になりましたね。

 

※使用時間は目安です。 使用状況や環境によって変わります。接続機器の種類や計測の誤差がありますので、10W~20wほどの消費電力がでている場合があります。


アトリエのワゴンの下段が「BN-RF800」の定位置。サーキュレーター扇風機を使う際にも便利なところにあります


使用時のOUTPUTの表示はわずか10W。残りの使用時間は37.9Hも!


送風モードには、おやすみ、リズムのほか衣類乾燥も。なかなか多機能な扇風機です


■デスクの上に置けるからPCの電源にもネックマッサージャーの充電にも

冒頭でもご紹介したように、「BN-RF800」はハンドル付きで持ち運びしやすく、丸みのあるやさしいデザインなのでデスクの上に置いても悪目立ちしないところが気に入っています。ノートパソコンは通常はフル充電して持参し、電源ケーブルは自宅に置いてきますが、この日はオンラインのミーティングがあったり、原稿の締め切りがあったりで使用時間が長い1日だったので電源持参。そんな時も、「BN-RF800」を傍らに置いておけば、とても便利に使えます。

 

出力端子は、一般的なコンセント差込口のAC出力端子が3口、USB Type-Cが2口、USB Type-Aが2口備えられており、AC出力700W以下であれば、様々な家電を組み合わせて使うこともできます。常に同時進行でいろいろな家電をお試し中の筆者は、パソコンのほかに、発売されたばかりのネックマッサージャーを充電していつでも使えるようにしておきました。

 

このネックマッサージャーは一見するとまるでアクセサリーのチョーカーのように見えるスマートなデザインですが、首の部分に仕掛けがあって低周波治療器になっているのです。強さだけでなく、モードも「たたき&もみ」「たたき」「リズムたたき」「もみ」と4つあって好みや疲れに応じて自在に切り替えられるところがポイント。1回15分使うだけで、肩や首のコリがぐんとラクになるので注目しています。シールを張ったり、水やジェルを塗布したりしなくてもOKという手軽さもいいですよね。スマホでストレートネックや首コリに悩んでいる人もこれなら、人知れず、コッソリ治療できそうです。

 

※USB Type-C、USB Type-A、シガーソケットの出力端子についても定格以下であれば、様々な家電を同時に組み合わせて使うことができます。


ノートパソコンの電源を取りながら、発売されたばかりのネックマッサージャーを充電中


ネックマッサージャーを使用中。正面から見るとまるでチョーカー(アクセサリー)を着けているように見えますが、実は低周波による首のマッサージ中なのです



※画像はBN-RF800とBH-SV100を使っています。

 

【ポータブル電源について】

※本機の通風孔は、安全上絶対にふさがないでください。また、本機の各面から5cm以上スペースを空けてください。

※給電する機器の充電制御や充電状況、環境などにより給電できない、または急速充電にならない場合があります。

※不安定な場所に置かないでください。必ず、平坦で安定した場所に置いて使用してください。

※防塵・防水仕様ではありませんので、ほこりや水がかからないように注意してください。

また、手がぬれた状態で本機を操作しないでください。降雨時、降雪時、降霜時の使用は、事故や故障の原因となりますので、ご注意ください。


Profile

家電ライフスタイルプロデューサー
神原サリー
SALLY KAMIHARA

新聞社勤務、フリーランスライターを経て独立。
東京・広尾に家電アトリエを構え、家電分野を中心に執筆や商品企画、コンサルティングなどで幅広く活躍。
暮らしの中でどのように役立つかといったライフスタイルをトータルで提案している。テレビ・ラジオなどメディア出演も多数。



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